今年も勘九郎・七之助「錦秋特別公演」へ行ってきました

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先月のお話になりますが、昨年の「新緑特別公演」に続き、今年も中村勘九郎、七之助の「錦秋特別公演」へ行ってきました。歌舞伎に親しんでもらおうと父の故・中村勘三郎が始めたこの公演、もう10年以上も続けられているそうです。今年はさらに歌舞伎を身近に感じてもらうよう新たな企画も始まりました。
勘九郎・勘三郎「錦秋特別公演2016」
一幕目に「歌舞伎塾」と題して、立役と女形ができるまでを楽屋そのもののセットで着替え〜お化粧まで・・舞台に立つまでを魅せてくれるのです。日頃は見られない舞台裏をのぞかせてもらっているよう。この時は「草摺引」が題材でした。立役の中村いてうが地元愛知出身とかで、勘九郎・七之助兄弟にかなりいじられて、おもしろかったです。軽妙なおしゃべりの中で曽我五郎時致の衣装の重厚なこと、女形 小林妹舞鶴のお化粧や着物の美しさにも触れたり、他にも歌舞伎で重要な太鼓や拍子木、効果音についても説明があり本当に勉強になりました。

二幕目では、勘九郎と七之助が「静と動」のようなそれぞれ違う女形を踊ります。先ず七之助が『汐汲』の蜑女苅藻(あまみるめ)で、しとやかで艶やかな女方の踊りを見せ、勘九郎は『女伊達』威勢のいい女形を踊りました。勘九郎というと立役のイメージですが、女形も粋でいいですね。
前回の公演の時も感じましたが、とにかくお父様の意思を継いで「歌舞伎を楽しんでもらおう、好きになってもらおう」という気持ちが存分に伝わる公演でした。名古屋はなかなか呼んでもらえない・・・なんて勘九郎が言っていましたが、名古屋と中村屋は深い縁で結ばれています。来年は、顔見せで舞台を見られるといいなぁ。

 

 

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