小泉今日子が愛する1冊、安東みきえ「頭のうちどころが悪かった熊の話」

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この本を「小泉今日子の書評集」を読んで手にとった人は実に多い。もちろんわたしもそのひとりです。キョンキョンの書評を読んで、その日のうちにAmazonで注文して本が届くやいなや読んだくらい。キョンキョンの書評にわたしは心をむんずと掴まれたのです。
安東みきえ-頭のうちどころが悪かった熊の話
本書は「頭のうちどころが悪かった熊の話」「いただきます」「ヘビの恩返し」「ないものねだりのカラス」「池の中の王様」「りっぱな牡鹿」「お客さまはお月さま」の7編のおはなし。タイトルを見ただけでも、どんなおはなしだろう?って、わくわくしてきますよね。どのおはなしもちょっとシュールで時に辛口。かといって、イソップ童話のような教訓っぽさは感じられない。頭をうった熊が愛する恋人を忘れたり、ヘリクツばかりいうオタマジャクシだとか・・現実にはありえないおはなしなんだけど、「あ、こんなところ◯◯さんぽい。」とか「わたしも似たとこあるな!」なんて、不思議と身近に感じられるんですよね。

童話作家である安東みきえさん、子供でも大人でも楽しめるラインで書かれているところ、ほんとうに絶妙です。そこがまた長きにわたって愛される由縁、そして魅力なのかもしれません。

実は、Amazonでこの本を慌てて買わなくても、わたし同じのを持っていたんですよね・・・。ずいぶん前に母にプレゼントされたんです。それを後になって気が付きました。キョンキョンもこの本を何十冊と人にプレゼントしているんですって。なんかプレゼンの仕方で本の印象も変わりますよね(・・母、ごめん)でもね、それくらい「小泉今日子書評集」の中でもこの本の書評は格別よかったんです。ここを読んで心を奪われた人はほんとうに数えきれないほどだと思いますよ。最後に書かれたその一節を紹介しておわりますね。


「七つの寓話の動物たちは、みんな誰かのことを思って生きている。その思いは、孤独の空しさを知ったときに初めて大切にできることなのかもしれないと思っ た。この本は、きっと本棚を選ばないだろう。子供部屋から立派な書斎まで、どこに収まっても、どんな人が手に取っても素敵な一冊になると私は思う」〜小泉今日子書評集より〜

うずたまの勝手な評価は

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