前回に引き続き元旦に訪れた京都の「善峯寺」を紹介いたします。ご来光を拝むため初めて訪れた善峯寺ですが、評判通り想像以上のすばらしい初日の出を見ることができて大感激!気持ちも新たになったところで、歴史ある山寺としても有名な善峯寺を散策してみることに・・・。
朝日に照らされながら境内を歩くのはとても清々しい気持ちになります。素直にお日様の力ってすばらしいな・・・と、感じてしまいます。あぁ、今年はいい年になるわぁ〜。さぁ、ちょっと境内を散策してみましょうか。
護摩堂。元禄5年(1692)桂昌院により建立されました。
漆喰の壁に朝日があたって、いっそう美しさが際立ちます。
きーんと冷気が張り詰めた元旦の朝。澄んだ冬の空気の中で
より荘厳さが増します。まるで映画のセットのようですよね。
境内を歩いていると「ここいいなぁ〜、来てよかった〜」って、
つい口に出てしまうくらい景観がすばらしい。
多宝堂。元和7年(1621)建立、国の重要文化財に指定されています。本尊は愛染明王です
つりがね堂。貞享3年(1686桂昌院により建立されました。徳川5代将軍綱吉公の厄年にあたり寄進され、“厄除けの鐘”と云われています。鐘の手前の賽銭箱に「お賽銭は50円以上」と書いてあったのにはちょっと笑えました(笑)
ゴーンと鐘をついて厄除け祈願。
善峯寺で有名な日本一の松「遊龍松」五葉松で樹齢600年以上、全長37m、国の天然記念物に指定されています。たしかに臥龍のようですよね。
一時、松くい虫の被害にも遭ったそうですが、天空を舞う優雅な龍の姿は健在そのもの。
境内から京都の街を一望。ロケーションがほんとうにすばらしいですよね。この原風景、昔にタイムトリップしたような感じが
します。おそらくここから眺める景色は昔も今もあまり変わっていないような・・・。そんな気がします。というか、そう思いたいです。
京都で元旦を迎えたくて「京都 ご来光 名所」でネット検索したら出てきた善峯寺。初めての場所でしたが、本当にすばらしいところでした。所有地36万坪、境内地3万坪という広大な敷地に遊龍の松、桜・あじさい・秋明菊・紅葉など季節の彩り、歴史ある建造物。さらに京都市内も眺望できて・・・また行きたくなる場所です。映画のロケやJR東海「そうだ京都、行こう」のCMの撮影地として選ばれるだけはありますね。京都を訪れると毎回思います。
京都って、まだまだ知らないところがたくさんあるな〜って。

京都 善峯寺HP http://www.yoshiminedera.com/
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