いつもならテンポよく読める舞城作品だけど、これは時間かかったな。
途中、インフルエンザにかかって寝込んだせいもあるけど、中盤なかだるみ。
舞城の作品は波に乗って一気に読むのが合っているのかもしれない。
でも、ラスト20頁からは、さすがの舞城で、
ぐいぐいと舞城ワールドに引きずり込まれていきました。
主人公は大学生の香緒里。家族、学校、彼、そして自分のこと。
様々な葛藤をどうクリアしていくかというお話。
わたしは親の目で「がんばれ〜香緒里」と、読んでしまったけど、
ぜひぜひ多感な14歳に読んでほしい。
読後、あ、これは現代版「ライ麦畑でつかまえて」かもしれないって、
思ったんですよね。
うずたまの勝手な評価は
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