野口健「それでも僕は【現場】に行く」を読んで思う戦後70年

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今日は長崎に原子爆弾が投下された日。多くの方が犠牲になって繋がれた、戦後70年。この区切りの年に国会では安保法案が可決されたり・・・今まで以上に、戦後や平和について考える年のような気がしてなりません。この本は、主人が図書館で借りてきてくれたのですが、繰り返し読みたいなと思い購入しました。本書は、野口健が富士山、エベレスト清掃、チベット問題、そして遺骨収集の「現場」での実情を語っています。とくに、遺骨収集の話は生々しく、もどかしく哀しい。アメリカは国をあげて遺骨収集に力を入れているのに、日本は事実上うち切ってしまいましたね。

野口健「それでも僕は「現場」に行く」

今、遺骨収集に力を入れているのはNPOなどの団体ですが、遺骨を日本に持ち帰るには、様々な壁がありスムーズにはいかないようです。戦死した方達、どれだけ日本に帰りたいか。。。
野口健はエベレストで死を覚悟した時に、戦死した兵士の気持ちが重なり、もしこれで生還できたら遺骨収集をやろうと思ったのがきっかけだと語っていました。思ったことを行動に移すことは、並大抵のことではありません。わたしは彼の行動力に、いつも感銘を受けます。戦後70年。戦争体験者の平均年齢が80歳を超えた今、これからは、わたしたちが子供達に戦争の話しを語り継ぐ責任があるのではないかと、切に感じました。ある学生が「あと30年で戦争をしない国として”100年”になる。その100年の年に平和の鐘をならせるようにしよう」と。とてもすばらしい言葉ですよね。わたしたちは、この言葉が実現できる未来にしないと思います。

うずたまの勝手な評価は

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