中勘助「銀の匙」と橋本武の「一生役立つ学ぶ力」

スポンサーリンク

中勘助の「銀の匙」を初めて読んだ時、なんていい本なんだろうと感動よりも強い衝撃を受けました。ぽつぽつと静かに語りかけてくる中勘助の言葉は、心の奥底までに染み入るような気がします。「銀の匙」を読み終えてから暫くは、ぼ〜っとするくらい余韻が残っていました。良い本を読んだ後はいつもこの症状になります・・・。
中勘助「銀の匙」
中勘助の全集第一巻に「銀の匙」が入っていました。
洞察力の鋭さは、鮮明な映像のよう・・・。
いずれ全集を揃えたいなと思っています。


「銀の匙」を読み終えてから、いろいろこの本について調べていくうちに、元灘高校教師の橋本武のさんと出会いました。
国語の授業で教科書を使わず、中学の3年間を通して「銀の匙」を読み上げるという・・・。また、自ら作るガリ版刷のプリントには、わざと横道に逸れるような仕掛けがしてあるとか。
聞いただけでもわくわくする授業ですよね。

橋本武「一生役立つ学ぶ力」
この本には、橋本先生の現役時代の授業内容が綴られています。
「銀の匙」ドラマティックな展開があるわけでもない、静かな本なので、ツマラナイと思う方もいらっしゃるかもしれない。
でも、これこそが文学ではないかなと感じる1冊です。
橋本先生が3年もかけて「銀の匙」を子供達に読み込ませる・・・その想いをとっても、この本がどれだけすばらしいのかが分かりますね。

中勘助「銀の匙」うずたまの勝手な評価は
橋本武「一生役立つ学ぶ力」うずたまの勝手な評価は

コメント