奈良美智がつぶやいた絵本「森はだれがつくったのだろう?」

スポンサーリンク

少し前に「この絵本を読んで部屋の観葉植物が愛おしく感じる」みたいなことを大好きな画家、奈良美智がTwitteでつぶやいていた。その絵本はウィリアム・ジャスパソンの「森はだれがつくったのだろう?」という本。
奈良さんのツィートには表紙の写真もついてたんだけど、モノクロの細密な絵がとにかく美しいんです。
これはぜひとも読んでみたいと早速調べてみたら、残念ながらもうすでに絶版!じゃあ、Amazonではどうかと見てみたらこれまたべらぼうに高いっ。当時の定価1300円が本日現在で中古だと3990円〜。新品では25354円〜ですって。
いつもそうなんだけど絶版ものがAmazonで高い時は、ネットで探します。今回はタイミングよくヤフオクで落札できました。ヤケも傷もなく美本。
それがなんと送料込みで800円で落札できたのですから、ほんとにほんとにラッキーでしたね〜。


森はだれがつくったのだろう?表紙

これが表紙です。奈良さんのツィートでこの表紙をみて
ぜったい読みたいと思いました。静かな森を通る風や
鳥達のさえずり動物が草を踏む音とか・・・この表紙
を見ただけで感じられるようです。
チャック・エッカートの緻密な画
この絵本のお話はマサチューセッツの広葉樹林の森が200年前はどのような感じだったかに始まり、最後は広い森になっていく様が描かれています。アメリカ北東部は作者のウィリアム・ジャスパソンが生まれ育った土地。とてもなじみの深い場所なんですね。
植物・動物の絵がとても美しい
どのページを開けてみてもチャック・エッカートの細密画のような絵がすばらしい。彼自身、子ども時代をヨセミテ国立公園で過ごしたのだとか。国有林保護の目的のもと絵を描くようになったというから、植物や動物の絵がどれも繊細で美しいのがわかる。
植物の絵が美しい
植物や動物の絵が美しく描けるのって、やっぱり生物に興味がある人じゃなきゃダメなんだろうな。この集中力の根源にそれがないと描けないんだと思う。
つけくわえて、この絵本の翻訳は河合雅雄先生。そうです。猿研究に50年。日本モンキーセンターの所長も歴任された生態学者です。つまりは、この絵本すべてが自然を知る人達が作っているということなんですよね。
かといって、片苦しくてむずかしい言葉じゃない。
小さな子ども達にやさしく語りかけてくれるような言葉で綴られているんです。絵もね、色がついていないから目にやさしい。
たぶん子ども達が好きなように想像できるんじゃないかなって思います。
200年かけてゆっくりと育つ森。
その様子をこの絵本で穏やかな気持ちで知ることができます。
ほんとうにすばらしい本なので、1人でも多くの子どもに手にとってもらいたいと思う。
とにかく絶版っていうのが残念。
あ、でも、図書館には置いてあるようなので興味のある方はぜひぜひ探してみてください!

うずたまの勝手な評価は

コメント