没後30年「澁澤龍彦ドラコニアの地平」備忘録

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ひさしぶりの更新です。
これはぜったいに「着物と文学たまに猫」で紹介しようと思いつつ2年の月日が経ってしまいました・・・。
今から2年前の2017年。
澁澤龍彦没後30年を記念して、世田谷文学館で開催された「澁澤龍彦ドラコニアの地平」へ行ってきました。

世田谷の閑静な住宅街にある世田谷文学館。

建物の脇には鯉が泳いでいて、とても素敵です。
同じ敷地内なのかうろ覚えですが、美しいお蔵も建っていました。文学館の建物は近代的ですが、時間が止まっているような・・・ここだけ異空間のような感じです。

当然のことながら、館内のあちらこちらに澁澤のポスターが。こんなにたくさんの澁澤。夢のようです。
今回、わたしと息子と娘の3人でここを訪れたのですが、わたしも息子も渋澤の大ファン!文学館に足を一歩踏み入れた瞬間からふわぁ〜っと魔法にかかったように気分になってしまいました。

本展では、300点を超える草稿・原稿・創作メモ類の自筆資料、愛蔵の美術品やオブジェ、和洋の蔵書などを展示。あの、書斎の復元もあり実に見応えのあるものでした。わたしはその中でも、南方熊楠のキノコのスケッチの繊細さとその美しさに心酔。
あと、澁澤の愛蔵品のひとつひとつにも感動しました。

残念ながら、澁澤の愛蔵品を撮影できたのは、この地球儀だけですが、これだけ濃厚な澁澤の回顧展はおそらく名古屋では開催できないんだろうな・・・。
コレは東京でなければ実現できないんだろうなと思いながら、名残り惜しい気持ちで世田谷文学館を後にしたのですが、展示のすべてに澁澤龍彦への敬意と愛情を感じるすばらしい回顧展でした。

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